絵本の中では、当事者会活動が龍神だと種明かしをしましたが、実は他の比喩表現も紹介しようと思います。
ドーナツは僕です。穴は(僕にとっての)精神障害です。
穴を表現するきっかけになったのは、昔見た朝ドラが印象深かったからです。
それは梅ちゃん先生の登場人物「松岡先輩」
彼は言うのです。「ドーナツの穴を食べてみたい」と。
ドーナツをドーナツとして定義しているのは、穴。しかし、ドーナツは食べられても、ドーナツの穴を食べることは叶わない。
そこから、松岡先輩は言うのです。
「カントを読んだけど、全然わからない。だからこそ、読んでやろうと(決意した)」
そこから、僕は閃いたんですね。ドーナツの穴は欠損であると同時にドーナツのアイデンティティ言い換えると魅力ではないのかって。
で、主人公はドーナツにしようと、決めたのです。
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