【製作者のなやみごと2】

絵本の中では、当事者会活動が龍神だと種明かしをしましたが、実は他の比喩表現も紹介しようと思います。

ドーナツは僕です。穴は(僕にとっての)精神障害です。

穴を表現するきっかけになったのは、昔見た朝ドラが印象深かったからです。

それは梅ちゃん先生の登場人物「松岡先輩」

彼は言うのです。「ドーナツの穴を食べてみたい」と。

ドーナツをドーナツとして定義しているのは、穴。しかし、ドーナツは食べられても、ドーナツの穴を食べることは叶わない。

そこから、松岡先輩は言うのです。

「カントを読んだけど、全然わからない。だからこそ、読んでやろうと(決意した)」

そこから、僕は閃いたんですね。ドーナツの穴は欠損であると同時にドーナツのアイデンティティ言い換えると魅力ではないのかって。

で、主人公はドーナツにしようと、決めたのです。

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ドーナツのなやみごとクラウドファンディングページ:

https://camp-fire.jp/projects/view/614629